サステナビリティ経営方針Sustainability
Management Policy

サステナビリティ経営方針

当社は1952年に創業し、「豊かな生活環境の提供を実現し、共に感じられる社会貢献を行う」ことを使命として事業を展開してまいりました。この使命を持続的に実現するために、当社はサステナビリティを重要な経営課題としました。地球環境と共生しながら社会問題を解決することに、バリューチェーン全体で取組むことによって、企業価値を向上させながら事業継続することを目指します。

サステナビリティイメージ

事業に影響を与える環境変化

環境

  • 脱炭素に向けた社会変化
  • 自然災害の激甚化
  • 自然保護への規制強化
  • 循環経済の加速

社会

  • 人口減少・少子高齢化による地域経済停滞
  • 価値観やライフスタイルの変化
  • 働き方改革の進展
  • 地方創生の貢献に対する重要度の高まり

ガバナンス

  • サプライチェーンの見直し
  • 新型コロナによる産業構造の変化
  • 企業の社会的責任に対する重要性の高まり

重要課題(マテリアリティ)と
取り組み内容

1働きがい向上と組織の活性化

取り組み内容

  1. 従業員エンゲージメントの向上
  2. 力を発揮できる職場環境の構築

主なステークホルダー

  • 従業員

2環境配慮経営の強化

取り組み内容

  1. 環境配慮製品のさらなる脱炭素化
  2. 環境配慮製品の普及拡大
  3. 脱炭素経営の加速
  4. 共同研究や新規事業検討の強化

主なステークホルダー

  • 環境
  • 地域社会
  • 消費者・販売先
  • 協業先

3持続可能なサプライチェーン構築

取り組み内容

  1. 安定した原材料調達体制の構築
  2. 物流体制の強靭化 ・効率化

主なステークホルダー

  • 環境
  • 協業先

4事業を通じた社会課題の解決

取り組み内容

  1. 製品・サービスの普及拡大を通じたより良い生活環境の提供
  2. 職人不足への対応取り組み強化

主なステークホルダー

  • 消費者・販売先
  • 地域社会
  • 行政

5ガバナンス体制の強化

取り組み内容

  1. お客様満足度向上への取り組み
  2. 情報管理およびコンプライアンス体制の強化
  3. BCPサイクルの継続運用

主なステークホルダー

  • 消費者・販売先
  • 協業先

SDGs達成とマテリアリティへの
取り組み

地域・社会Society

  • 3 すべての人に健康と福祉を
  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 10 人や国の不平等をなくそう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

働きがい向上と組織の活性化

従業員エンゲージメントの向上
目標・KPI 実績
2024年度中にエンゲージメント度合いを定量化する エンゲージメント定期調査
2027年までに10%UP、2030年度までに20%UPさせる(2024年度比)
2026年度までに人事制度を構築し、運用を開始する 一部制度設計中
力を発揮できる職場環境の構築
目標・KPI 実績
2026年度までに有給取得日数を付与日数の10%分向上する 全社一斉有給休暇取得日設定
2030年度までに完全週休2日制にする

事業を通じた社会課題の解決

製品・サービスの普及拡大を通じたより良い生活環境の提供
目標・KPI 実績
2030年度までに安心安全なブロック塀の周知と浸透を行い、2021年度の出荷量を維持する 業界団体と協力して情報提供等の活動中
2030年度までに「街の景観」「生活の安全性や機能性」「防災性」を高める製品を2品開発し販売する
2026年度までにバリアフリー製品提供㎡を2023年度比20%増加させる 2023年度比+69.7%
職人不足への対応取り組み強化
目標・KPI 実績
2026年度までに非熟練工向けなどスキルレス製品の供給量を以下の水準まで増加させる
【2026年度出荷量目標】
e-ブロック:2023年度比+2000%
乾式土留:2023年度比+20%
2023年度比
e-ブロック:-31%
乾式土留:-28%
2026年度までにスキルレス新製品を2品発売する

環境Environment

  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 9 産業と技術革新の基盤を作ろう
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任使う責任
  • 13 気候変動に具体的な対策を
  • 17 パートナーシップで目標を達成しよう

環境配慮経営の強化

環境配慮製品のさらなる脱炭素化
目標・KPI 実績
2026年度までに環境配慮製品を5品増加させる(配合変更含む) 1製品追加
低セメント配合拡充中
2030年度までに原材料のリサイクル材を3品目増加する 瓶ガラス追加
環境配慮製品の普及拡大
目標・KPI 実績
2030年までに環境配慮製品(セメント量削減製品等)の売上高を2023年度比+20%増加させる 2024年度
Remico製品:-4%
脱炭素経営の加速
目標・KPI 実績
2025年度までに中小企業版のSBT認定を取得する 2025年4月中小企業版SBT認定取得
共同研究や新規事業検討の強化
目標・KPI 実績
2026年度までに環境課題の解決に貢献する新規事業を1件立ち上げる。2030年度までに更に1件立ち上げる

経済・ガバナンスEconomy

  • 4 質の高い教育をみんなに
  • 8 働きがいも経済成長も
  • 11 住み続けられるまちづくりを
  • 12 つくる責任使う責任
  • 16 平和と公正をすべての人に

持続可能なサプライチェーン構築

安定した原材料調達体制の構築
目標・KPI 実績
2026年度までに代替調達先を確保する(1種類で3系統)
輸入原材料を2030年度までに、2023年度実績を基準値として50%の重量を国内産に置き換える
一部確保、置き換え
物流体制の強靭化・効率化
目標・KPI 実績
2030 年度までに車輛稼働率を、2023 年度比10%増加させる(帰り便の稼働も合算)

ガバナンス体制の強化

お客様満足度向上への取り組み
目標・KPI 実績
2026年度までにアフターフォローの実施要領を策定する
2028年度にアンケートによる顧客満足度を2025年度比10%向上させる 調査準備中
情報管理およびコンプライアンス体制の強化
目標・KPI 実績
2026年度までに情報管理規定を策定する 策定中
全社員を対象としたコンプライアンス研修を、年1回以上実施する 2025年3月実施
BCPサイクルの継続運用
目標・KPI 実績
BCP計画について年一回更新と定期訓練の実施を継続する 2025年6月BCP更新
2025年9月訓練実施